濾過(ろ過)・フィルター、蒸留装置、VOC対策、プラント製造の日本化学機械製造株式会社の蒸留活用例の一覧です。
蒸留とは、液体の示す蒸気圧の差を用いて混合物から目的の物質を分離する操作で、有機合成化学工業の製造プロセスにおいては精製、分離、回収等の工程の重要な位置をしめています。
当社は、1938年設立以来、一貫して蒸留技術の開発と研究を重ね、なかでも、アルコール蒸留技術では国内業界のパイオニアとして各位より高く評価されております。
当社の蒸留設備は飲料用アルコールをはじめ、様々な用途に用いられておりますが、資源リサイクルによる廃棄物低減といった環境分野においても数多くの納入実績があり、その一例をご紹介いたします。
近年、環境および資源への配慮が強く要望されており、資源のリサイクルや廃棄物の低減が求められています。廃液から溶剤の回収を行うと共に、廃棄物の減容化を実現可能にいたしました。
溶剤回収活用例1 (精留式)
溶剤回収活用例2 (薄膜掻き取り方式)
半導体工業用洗浄液、また医薬品用原料などを超高純度(残留イオン含有濃度;0.01〜1.0ppb)にまで精製することが可能な蒸留装置
高沸点有機成分の排水処理装置
エチレングリコール・グリセリン・ジメチルホルムアミド(DMF)など沸点の高い有機成分を含む排液からこれら有効成分を回収し、しかも排水の濃度を規定値以下にするためには、一般に減圧蒸留法が採用されます。これらの物質の多くは熱脆弱性で、常圧蒸留法では回収製品の純度や分解物によるトラブルを起こしやすいためです。
排水処理活用例
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