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溶剤回収活用例2 (薄膜掻き取り方式)

近年、環境および資源への配慮が強く要望されており資源のリサイクルや廃棄物の低減が求められています。当社では、このご要望に対し、廃溶剤回収装置により廃液から溶剤の回収を行うと共に、廃棄物の減容化を可能にいたしました。本装置は、生産設備で使用される洗浄廃液等、樹脂分や固形分を含んだ溶剤を、掻き取り式蒸発器により、溶剤分と固形分に分離します。
薄膜掻き取り方式を採用することによって、短い処理時間での高い伝熱係数が得られ、溶剤はほぼ100%回収可能です。固形分への溶剤の混入もほとんどなく、固形分は乾燥残渣として焼却も可能となります(ボイラー等の助燃剤として再利用することもできます)。

設計仕様

運転方式 連続自動運転
処理液 廃溶剤(酢エチ、キシレン、トルエン等)
処理量 50L/hr 〜
原料組成 固形分 5〜10%
溶剤回収率 97% 以上

装置仕様

  • 薄膜掻き取り方式による高濃縮、高回収率
  • 処理時間が短いため、省スペースで設置可能
  • ミストセパレーター設置により飛沫同伴が少なく回収溶剤の純度が高い(洗浄液として再使用)
  • 乾燥残渣はオープンドラム缶等で受け、助燃剤等としての再利用も可能
  • 回収溶剤を蒸留することにより、溶剤分の精製回収も可能

廃溶剤回収装置フロー

廃溶剤回収装置フロー

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