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溶剤回収活用例1（精留式）

近年、環境および資源への配慮が強く要望されており、資源のリサイクルが求められております。

装置特色

本装置により固形分を含む洗浄廃液から溶剤の回収を行うとともに、精留までを連続的に行い、そのまま製品純度にまで高めることを可能にしました。おもな点は次の通りです。

固形分を含む処理液を蒸発缶で気化させ、そのまま後段の塔にベーパーフィードしていますので、一旦凝縮させ再蒸発させるより省エネルギー設計となっています。
処理液には製品となる成分の他に低沸成分、高沸成分が含まれていますので製品をサイドカットで得る事により、本来2塔方式となるところを1塔方式で行い、設備費のコスト低減、ランニングコストの低減を図っています。

設計仕様

運転方式	連続運転
処理液	固形分を含む溶剤
処理量	約500Kg/Hr
製品組成	溶剤
運転圧力	大気圧

溶剤回収装置概略フロー

堀川化成株式会社殿滋賀工場全景

堀川化成株式会社殿滋賀工場全景

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