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NXミキサー・攪拌

攪拌操作は、使用目的が広く、単位操作の代表として、さまざまな物質を製造する工業分野で用いられています。当社においても、これまでに製作依頼を受け、培ってきた攪拌技術の結集し、高度化、多様化するユーザーのニーズに適した攪拌翼の開発経験を生かし、高性能な攪拌翼“NXミキサー”を開発いたしました。

NXミキサーは、ユーザー側からも十分満足できる性能であるという高い評価を受け、実用機に採用され、生産に貢献しています。さらに、各方面から特に伝熱性能および混合性能が評価され、実績を増やしつつあります。

NXミキサーの用途

アンカー翼の欠点（軸部での混合不良）を克服し、広い粘度範囲においても優れた混合特性を示す攪拌翼です。このため、反応中に粘度変化がある液の攪拌にも対応できます。

物質移動係数（伝熱性能）が大きく反応缶、蒸発缶、晶析缶等、熱を利用するプロセスの装置に最適です。

槽内底部の結晶等の固形粒子を浮遊・分散させる効果を得る構造になっていますので、固形物の沈降防止に最適です。

他社の攪拌翼と比較して、NXミキサー1型、2型の物質移動係数（伝熱性能）が大きくなっていることが分かります。このことから、反応缶、蒸発缶、晶析缶等、熱を利用するプロセスの装置に最適です。

物質移動特性（伝熱特性）比較：Pv一定での槽壁部局所物質移動係数
（伝熱係数）分布の比較.
●：NXミキサー1型(N=0.733s-1),
▲：NXミキサー2型(N=0.633s-1),
▽：A社製(N=0.833s-1),
△：B社製(N=0.517s-1)

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